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モンテッソーリに学ぶお休みの過ごし方2

卒業生の方から4月6日にいただいたメールより

「休みが長いから宿題をやらせなくちゃとか、このままでは勉強がどうなるんだろう、などとあたふたすることもなく、子どもたちは大丈夫、と親としてどんとしていられるのもありがたいことです。モンテッソーリ教育を学ぶ中で培った『子どもを信じる力』もこのコロナ危機を乗り切る大きな力になっているように思います。」とおっしゃり、お子様たちの様子の掲載を許可してくださいました。

プロフィール

R7期生 (OA3期生 OB3期生)「てんしのおうち」で基礎コース2年、オプショナルコース2年を学び、現在はエンジェルファミリー(文字をクリックすると紹介ページが見られます)の一員として会員のサポートをしている。またモンテッソーリサークルを開き、地元でも普及活動をしている。長男(小学5年 モンテッソーリ園卒)、長女(小学2年 モンテッソーリ園卒)、次女(2歳9か月 家庭で保育)3人の母。

子供たちの様子

世の中が大変なことになっていますが、お変わりありませんでしょうか。

大都市はさらに厳しい状況のようですが、こちら(中部地方)はとりあえず今日、始業式となりました。突然の1か月の休校に加え、外にも出かけられないという状況でしたので、小学生の2人は、いつにも増して喜んで登校していきました。(注:その後、緊急事態宣言を受けてまたすぐに休校になったそうです。)

ただ、さすがモンテっ子といいますか、長期の休業は何の苦にもならなかったようで、休みの間、次々自分でやりたいお仕事を見つけ出し、家での生活を満喫しているようでした。

その様子は、モンテッソーリ教育を受けていたアンネ・フランクが、国境が封鎖されたり、家の外への行き来が制限されているなかで、ナチスに迫害されながらも希望を捨てずに、生き生きと屋根裏生活を過ごしていたことと重なるようでした。
私たち人間は、困難な時でも、よりよい未来を希求でき、新しい地球を生み出す力を、本来は持っているのだと感じています。

そのようなことから、このお休みは、モンテッソーリの基本である、自由選択や集中現象を大切にしながら、また食べ物や自然、農業などを通して、文化教育で学んだように、命について、地球について、どう生きるかについて、子どもたちと一緒に考えながら過ごしました。

今まで時間に追われてやりたいことがあってもできないこともありましたが、コロナによって「たっぷりの時間」というプレゼントをもらえたことで、子どもたちは活き活きとしていました。

長男は、日刊紙と子ども新聞をゆっくりと読んだり、大好きなボール遊びで体を動かしていました。体力もついてきたので、4つもの大きな甕に味噌を仕込んでくれたり、喜んで畑の畝を作ってくれたりしました。また野菜の切り方やかき混ぜ方も洗練してきて、動きが完成し、心をこめてより良い家事をするようになったことが見てとれました。

長女は、工作をしたり、興味の出てきたアルファベットを練習したりしていました。料理の流れに興味を持てるようになり、簡単な料理を最初から最後まで一人ですることに夢中です。
妹への接し方も、ボタンをゆっくりとかけて見せてあげるなど、やってあげるのではなく、モンテッソーリの提示の通り、やり方を教えてあげるという態度で接してくれます。まるで保育士さんが家にいるようにありがたく、家庭内でも縦割り保育のようでした。

次女は、以前、兄や姉がしていたお仕事、洗濯物を干す、ご飯をよそう、食器を運ぶなどの家事を喜んでしてくれるので助かります。シール貼りやハサミで切ることも大好きで、集中して用紙が足りなくなるほどたくさんします。兄と姉がずっと家にいることが嬉しくて、絵本を読んでもらったり、遊んでもらったりできたので、むしろこのままずっと休みの方が良かったのかもしれません。

コロナはまだまだ大変な状況ですし、家でストレスを抱える方も多いと思いますが、私は、子どもたちと向き合うたっぷりの時間を与えてくれたと前向きに考えるようにしています。子どもたちの目にも、こうした経験をすることで、どしっとした力強さが加わった気がします。

モンテッソーリ教育といえば、教具ばかりが注目されがちですが、家事などを通して、生活自体が学びであることを小さな頃から積み上げてきた成果でしょうか。家の中という限られた環境の中でも、それぞれが自由選択をしっかりでき、それが集中現象につながり、身近にあるものすべてを学びの材料としていく姿に、この危機を乗り越えていこうとする力強さを感じています。

アイちゃん先生より

モンテッソーリ教育が生活そのものにあり、生きることや命といったことに深いつながりがあること、それを存分に生かす生活をされていることが本当に素晴らしいですね。またアンネ・フランクと結び付けて考えるなど、お母様の見方、捉え方はさすがです。多くの方の参考になりますように。

モンテッソーリに学ぶお休みの過ごし方3はこちらから

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