穴あけパンチ(日常生活の練習)
穴あけパンチ(日常生活の練習)
準備するもの
・ 色画用紙:図案に合わせた色
・穴あけパンチ:子どもの手に合ったサイズの1穴。
(裏にゴミをためるカバーが付いている場合はあらかじめはずしておく)
・小皿1枚
・図案:(図案はギャラリーの作品集を参照)
型紙用の厚紙に図案を描く。大きさは子どもの手のひらサイズ。穴をあけたい部分に、子どもが実際に使用する穴あけパンチを使って穴をあけておく。型紙を色画用紙にのせ、外枠を鉛筆で縁取る。穴のところに赤鉛筆で小さい丸を書く。(穴を縁取るのではなく、穴よりも小さく丸を書く)使用する色画用紙が赤の場合のみ、青い色鉛筆で小さい丸を書く。外枠をはさみで切り取り、必要ならば、模様を簡単に描いたり別の色画用紙で飾りをつけたりする。
・上記すべてが載る大きさのお盆
適応年齢
2歳半から年中まで 年長くらいなら総合作品にするとよい
提示
①穴あけパンチを左手でゆっくり取り上げ、ひっくり返して穴のあるほうを上にする。
②右手の人差し指と中指を下側に、親指を穴のある上側にしっかりあてて持つ。この時なるべく端に指を当てる。(子どもは中心に近い方を持ちたがるが、そうなるとてこの原理が働きにくく、穴がうまくあかない。指の当たる部分に目印のシールを貼っておくとよい)
③2回ほど、カラ押しをして、パンチがうまくうごくことを見せる。
④台紙をはさみ、ゆっくりと動かして、穴の中に赤い丸が見えたら止め、子どもに赤い丸を見せる。
⑤見えている状態でしっかりと押し、穴があくことを見せる。
⑥抜けたゴミを落とさないように小皿の上に運び、ゆっくりと小皿の上に落とす。
⑦ ④~⑥を繰り返して、すべての赤い丸の部分に穴をあける。
⑧穴あけパンチを静かに置き、小皿をしっかり持ち、ゴミ箱まで運び、ゴミを捨てる
留意点
型紙を作らないで、任意に丸を描くと、穴あけパンチが届かなかったり、端っこすぎて、穴をあけると切れてしまったりします。また赤い丸は小さく描かないと穴から見えません。